パンクスプリング行ってきました。
今年はイギーポップが出演とのことで参加。
何気に復活してから3年連続、通算だと6、7回は行ってるかな。
最初の頃と比べるとだいぶ出演者もステージ数も減ったけど今の方が持ち時間がしっかりあるし、1ステージのおかげか音響も前ほど酷くないしで割と楽しめてます。
過去のラインナップについては以下の記事でまとめています。

以下タイムテーブル。
ペニーワイズの長くなってるとこはミスかな

今年はグッズ売り場がホール内で隣の10ホールが企業ブースになってました。

以下簡単にライブの感想
Pennywise
大御所ながら全く聞いてこなかったペニーワイズから。
ギターがハイゲインドンシャリサウンド、低音がまわり気味でちょい残念な音響。
とはいえベテランバンドなだけあってこの日は全体的に落ち着いたフロアの中Bad Religionと並んで盛り上がりを見せるライブ巧者ぶり。最後バンドの関係者っぽい人総出で合唱となったBro Hymnは2番手で既にフィナーレ感が。

Yellowcard
次はあっさり再結成したイエローカード。
すっきりしたサウンドでペニーワイズで心配だった音響はここからだいぶ良い感じに。
Ocean Avenueメインのセットリストながら中盤で演奏されたLife of a SalesmanとFightingは日本では14年ぶりに披露。(これまでの来日公演のセットリストについてはこちらでまとめています)
新曲Better Daysはミドルテンポでグルーヴ感があり解散直前の曲よりは良い感じ。ファンが求めているのはアップテンポでバイオリンが主旋律を担当するような曲なんだろうけど。
来年またくるとのこと。

Sex Pistols
次も再結成というか元Gallowsのフランク・カーターをボーカルに迎えてのちょっと企画もの感あるピストルズ。
フランク・カーターは声の質感が近いし終始フロア内で盛り上げておりサマソニの時よりはライブ感あったと思う。No Funの時だったかメンバー紹介がてら個々のソロパートもあり最後のEMIやAnarchy in the U.K.では合唱もありでなんだかんだ盛り上がった。
ジョニー・ロットンが乏していたけどたぶん誰がやってもライブの良し悪しにあまり変わりはないんじゃないかと。そりゃ本物のほうがいいけど...

ザ・クロマニヨンズ
ライブ中も言っていたが日本代表として出演のクロマニヨンズ。
このラインナップの並びなら日本からはこのバンドしかいないか。
始まる前から写真NGとスタッフがプラカード持ってまわっておりその辺はいまだ厳重すなぁ。
演奏はさすがベテランの安定感、これだけ長く続けていながらいまだ直球な曲で勝負する潔さ。ほとんど楽屋にいなかったというMCからは本人たちもかなりこの日を楽しんでいるのが伝わった。
Bad Religion
前回からちょうど2年ぶりと早いスパンでの来日。
正直またかよと思いつつも安定感のあるパフォーマンスにセットリストは抑えるところは抑えつつもこのバンドには珍しくドラムにスポットを当てる照明演出のNew Dark Agesや比較的最近のTrue NorthやMy Sanityなど珍しい曲もありで結局満足してしまった。
(これまでの来日公演のセットリストはこちらでまとめています)

Iggy Pop
単独公演あるし70分ぐらいかなと思ったらがっつり90分フルセット。
18年ぶりの来日だそうでさすがに良い年だしと思いきや登場するなり秒で半裸に、何度もフロアに降りてきては倒れては立ち上がりを繰り返し77歳とは思えない程声も出てるしなによりフロアを盛り上げるパフォーマンスが素晴らしい。
バンドはトランペットにトロンボーン含めた8人編成。初めて見たので過去がどうだったか分からないが若いメンバーということもあってかしっかりモダンなサウンド。
セットリストはベスト盤とStoogesの数枚程度しか聴いてない自分でも分かる曲ばかり、I Wanna Be Your DogからI’m Sick of Youあたりまでの流れがこの日のハイライト素晴らしすぎた。
単独公演は音響も良いガーデンシアターだしさらに良いライブだったに違いない。

昨年と比べると落ち着いた客層でかなり平和でした、ヘッドライナーが期待以上のライブで締めてくれて今までのパンスプの中でも最も満足度が高かった。
ガラガラではないけどフロア狭くしていたし大阪は会場変更もあったりで来年あるか分からないが続いてほしい。
希望としてはパティスミスと言いたいところだけどまた年齢層がどうのと言われるので無難にRancidをヘッドライナーにある程度ネームバリューのあるバンドを揃えてくれれば。ラウドパークが割と集客読めなそうな所で勝負していたんでRise Againstあたりでどれだけ来るかとか見てみたくもある。
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