アジカン主催のナノムゲンフェス2日目に行ってきました。
以前一度行こうとチケットを買ったけどマニックスがキャンセルになり結局行かなかったので初参加。
レベル7封鎖で客入りは7割ぐらいかな、前方ブロックは入ってないけどトイレ等会場内は混雑もなく快適でした。
以下タイムテーブル。
このあたりのラインナップの客層はストレスなく見れて良い。

以下簡単に感想。
The Young Punx
アジカンが主催者でありながらまさかのメインステージ1発目ということで早めに行って最初のYoungPunxすから観てきました。
DJスタイルながらギターやシンセでウワモノを足したり、ピエロの被り物やVJ等視覚的にも楽しませつつ、(恐らく)オリジナル曲をメインにアジカンのアンダースタンドやJump Around、Gangster Trippingなんかを掛けて午前中ながら良い感じに盛り上がるステージでした。
ASIAN KUNG-FU GENERATION
ヘッドライナーがBeckということでLoserのカバーから、後にBeck本編で振られるであろうサビを練習する気配りはさすが。再録したということでくるり岸田さんを招いてのLittle Lennonはフェスでこそのスペシャルな演出。初めて聴いた新曲MAKUAKEは一緒に唄える締めに相応しい曲でした。
アコースティックセットは意外にもブルートレインから、同時期にくるりの赤い電車がリリースされたが対抗したわけではなく、モデルも別になくて青さが疾走していくイメージで作ったとのこと。
前日とは違う曲をとのことで演奏された海岸通りは曲終わりにWonderwallのサビをリフレインする良アレンジ。最後は新曲のMAKUAKEおかわりで綺麗に締め。
アジカンのこれまでのライブデータを以下の記事でまとめています。

The Adams
丁度お昼時ということでガラガラな中インドネシアのバンドThe Adams。
始まる前のアジカンの前説でカレー食べにいっちゃったんでしょうねと冗談も交えつつWeezer好きに刺さると紹介された通り納得のパワーポップバンド。泣きの要素はあまりないんで初期2枚よりもグリーンアルバム当たりが近いかな、あとは分厚いコーラスワークも持ち味。
Fountains of Wayne
再結成13年ぶりの来日だそうでベーシストのアダムがいないのはもちろんギターもサポートとのことで正直演奏は雑だし歌は不安定、今のところ決まっているのが単発のライブのみなんであまりリハやってないんだろうなというクオリティ。
しかしRadiation Vibeからラストまでの流れは空気感含めて熱かった。恐らくこのバンドを目当てに来た人も多分にいたんじゃないかと思う。最後のAll Kinds of TimeなんかはSetlist.fm見ると登録されているセットリストの中で1度も演奏されてないあたりかなり珍しい選曲だったと思うが出色の出来でした。
またすぐ戻ってきたいと言っていたので近いうち単独公演も期待できるかも。
FOWのこれまでのライブデータを以下の記事でまとめています。

Hovvdy
昨年リリースされたアルバムが良かったんで楽しみにしていたこのバンド。ローファイ感のある音源よりディストーション強めのサウンドで肉感的。歪ませたエレピやBubbaやBad Newsではオートチューンを強めに掛けたりライブ向けの音作りが施されており演奏もしっかりしてるしで良かった。
持ち時間が35分と短かったんでメインステージで観たかった。
くるり
久しぶりのくるり、たぶんワルツを踊れリリースした頃に見て以来。リハで東京をフルコーラス演奏してから本編1時間弱。
フェス向けの定番曲多めのセットリストにサウンドもすっきりしてて聴きやすく素晴らしい演奏でした。
ナノムゲン初出演と勘違いして1.5回目の出演と言ったり、カレーネタ擦ったりと前半の緩い雰囲気から最後は50になる年でアジカンと一緒に仕事ができることが奇跡のようなものだと言ってから奇跡で締め。
くるりのこれまでのライブデータを以下の記事でまとめています。

Beck
ヘッドライナーということでステージセットが豪華、音も他出演者よりも大きめでした。テンポ良く進行して75分で18曲と単独とそれ程変わらない曲数と今回のナノムゲンはホント破格でした。
Looserのシンガロング、重いギターリフがライブ映えするE-Pro、One Foot in the Graveのブルースハープを吹きながらのコールアンドレスポンス、ラストに代表曲Where It’s Atと後半のたたみ掛けは本日のハイライト。Sea Changeの曲は東京で書いたとのことで東京で演奏するのは特別とのMCから演奏されたLost Causeも素晴らしかった。まぁここ横浜なんだけど。
ベックのこれまでのライブデータを以下の記事でまとめています。

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