Foxingの初来日公演を観てきました。
直前にチケット買って整理番号100番。フロア内に物販、中央にはテーブルがあり半分入ったかどうかと厳しい客入り。
招聘元のポストによるとバンド側は再来日に前向きみたいだけど今回の客入り見て興行を打ってくれるか。同じ招聘元のHotline TNTなんかは盛況だったみたいで客層被りそうだけどそうでもないんだな。
この日はFoxingのフロントマンConor MurphyのソロプロジェクトSmidleyがオープニングアクト。本来はバンド形態でライブをやっているようだけどさすがに今回はアコギでの弾き語り。
ダイナミクスをつけたボーカルでこちらもFoxingに負けず劣らずエモーショナル。オーディエンスと話しながら和やかな雰囲気で30分強のライブ。居酒屋にでも行ったのかサカナという言葉をよく耳にしたらしく覚えた日本語としてあげていました。

軽くサウンドチェックして10分もかからずにそのままFoxing。
今回のツアーで唯一フルセットとのことで90分弱。Smidleyのときとは違ってアンビエントチックなサウンドによる曲間の雰囲気も作りながらのライブ。
新譜をリリースしてからはずっとSecret Historyがオープニングだったようだが1stアルバムの頭3曲から。InuitはボーカルConorのトランペットが入ることでダイナミックさが増していて表現力が増していました。
EiffelやRoryなんかでもトランペットが差し込まれておりこれがかなり効いていたと思う。特にEiffelはビートレスになっていてより美しいアレンジに変化していた。
最新セルフタイトル曲に関してはもはやポストハードコアバンドのようで音圧も強くenvyなんかを想起させるサウンド。リードギターのエリックハドソンはスクリームも担当し、さらにNight Channelsでの鍵盤やLich Princeでは熱いギターソロを聴かせたりと大活躍。
既存曲に交じって浮かないかと懸念点もあったが逆に良い感じにアクセントになっていたんじゃないかと。
個人的には2ndアルバムDealerが好みなのでそのあたりの曲がちょっと少な目でもうちょい聴きたかったけど素晴らしい内容で満足しました。
再来日あるなら次も見に行きたい。





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