Japanese Breakfastの来日公演を観てきました。
今回は3月にリリースされたアルバムFor Melancholy Brunettes (& Sad Women)に伴うツアー。
会場はZEPP新宿でチケットはソールドアウトとのこと。
前回この会場に来た時は2階から観たので今回は1階から。後方は高さがあって見やすいし音響も申し分なしで良いですここ。

5分押しでメンバーが登場し今回はフジロックの時にいなかったヴァイオリンのメンバーを含めたフルメンバー。ミシェル・ザウナーがランタンに明かりを灯して最新アルバムのオープニング曲「Here is Someone」から静かにスタートしたが、細かい音等かなりスタジオ音源の雰囲気が再現されていて1曲目時点でかなり期待値があがりました。アルバムの曲順通り進み3曲目個人的に新譜の中で気に入っている「Honey Water」で早速ギターノイズを轟かせシューゲイザー的一面を覗かせオーディエンスの反応も上々。
ミシェルの伸びやかな歌声が特徴の「Road Head」。「Boyish」はヴァイオリンの音が足され、「The Body Is a Blade」も終盤サックスが際立つアレンジになっておりブラッシュアップされた旧曲も素晴らしかった。ハンドマイクで飛び跳ねながら歌う様が楽しそうな「Slide Tackle」から「The Woman That Loves You」を歌い終えると、日本で4回目の公演でお気に入りの場所なので毎年来たいとMC。
「Picture Window」からは再度ニューアルバムの曲が続き「Men in Bars」のジェフ・ブリッジスのパートはドラム担当のメンバーがボーカルを取ったが、ジェフ・ブリッジスの声はちょっと渋すぎて個人的にはこっちの声の方が好み。「Winter in LA」ではギターのビブラートに合わせてミシェルが体を揺らす姿がチャーミング。メンバー紹介をした後本編ラストは「Posing in Bondage」で一旦締め。
アンコールはミシェルがギターを掻き鳴らす「Posing for Cars」。「Paprika」ではお決まりの銅鑼を叩くと歓声があがり、人気曲「Be Sweet」を挟みアンコールラストはサイケデリックな音像の「Diving Woman」としっかり最後に熱狂を生んでいて素晴らしかった。
最新アルバムのツアーということで落ち着いた曲が多目だったが上で書いたが音源にある細部の音まで割と再現されているので退屈することもなく音源が好きなら間違いない内容。80分楽しめた。
これまでの来日公演のセットリスト等情報を以下の記事でまとめています。


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