フジロックフェス2024 3日目の感想と総括【2024/7/28】

フジロック

3日目日曜日の感想。
この日も朝6時ごろに起きたので温泉入ってから。
タイミングが悪く洗い場が混み気味だった。

No Party For Cao Dong
つまらなかったらbetcover行こうと思ったけどこれがなかなか良い。
曲に一貫性がなくてその辺は日本のバンドっぽい。歌ものっぽい曲はイマイチだけどポストロックっぽい質感の曲が好み。
台湾から来てる客がけっこういるみたいで前方の熱量が凄かった。

Rufus Wainwright
引き語りソロセット。過去の来日公演もほぼソロでバンドセットの方が珍しいみたいなんでまぁ。
ピアノメインで3,4曲アコギも演奏しつつ耽美な映像と相まって美しくしっとりと聞き入った。
最後にハレルヤも聴けて満足。

The Jesus And Mary Chainを見てからRaye
R&Bやジャズな曲調からBlack Mascaraのようなダンスミュージックもあり演奏も上手くサウンドも良いしで素晴らしい。声が良いしオープンな性格なのか楽しそうにコミュニケーション取っていて雰囲気も最高。ホーンセクションは現地調達のようで日本の方が参加し軽い見せ場もあって良かった。

Fontaines D.C.
今回は前回来れなかったギターも参加。
アップテンポな曲はもちろんスローな曲もライブ映えするんでダレる瞬間がない。
先行曲のStarbursterも良いしでバンドの状態がかなり良さそう。
ちょっと風格も出てるし次はメインステージの遅い時間で行けるでしょ。

Kim Gordon
前半はアルバムThe Collectiveの曲を中心にひたすら硬質なサウンド、後半Hungry Babyでキム・ゴードンのシャウトを響かせGrass Jeansではギターのネックをアンプに擦り付けてノイズを発生させるソニックユース的な展開もありでかなり良かった。なぜか最後は1曲目にやったBYE BYEおかわりだったけど1回目ちょっと音小さかったんでより強力な音で聴けて良しとしよう。

The Allman Bets Bandを合間に見てからTurnstile
ノエルでステイヤングしても良かったけどここはハードコア注目株を選択。
ハードコアでありながらリバーブのかかったボーカル、随所に入るカウベルだったりサンプラーで鳴らすシンセの音が妙にドリーミーで独特。ボーカルの動きがカッコよくないんだけど癖のある動きで惹きつけられる。オーディエンスの熱量も高くステージに客を上げる大団円感のあるラストまでずっと楽しかった。フジロック終わってからGlow Onリピートしまくってる。
キャッチ―な部類ではあるけどハードコアであれだけ反応良いんだからこの辺もうちょい呼んでほしい。

この後レッドでKenya GraceとOliver Tree見て今年のフジロックは終わり。
天気も良かったし昨年以上に良いライブが多く当たり年だったかも。

来場者数は前年から14000人減だそうで、なかでも土曜日が8000人減だけどあのメンツではきついわなぁ。
全体的にラインナップが昨年の方が分かりやすかったしチケット代が上がったのも響いたかな。
参加してる身からするとごはんもトイレも並びなしで快適なんだけど。
金曜:26000人(前年から-3000)
土曜:30000人(前年から-8000)
日曜:26000人(前年から-3000)

他気になったこと
・深夜レッドと岩盤DJの音被りが酷かった
・雨降らなかったせいなのかトイレが綺麗。匂いも気にならなかった
・ホワイトの枠減らすならレッドの枠減らしてほしい
・欧米人減ってる気がする。サマソニ程ではないけど
・電波昨年より全然通じる
・ヘリノックスまた見かけるようになってきたけど畳むなら別に良いんじゃない。とか言ってるとまた棒突き出して練り歩くやつ出てくるから禁止のままの方が良いのかもしれん

あと配信はフジロックの集客につながってんのかな。Turnstileなんかは配信見て単独のチケット買った人かなりいると思うしそういう面ではメリットあるけど、ライブ配信だけではフジロックの会場に行きたいっていう方向に向かないんじゃないかなぁとか。

来年は7月25~27日だそうでサマソニがあの感じなんでよっぽどひどくない限りは行くはず。
ということで来年も楽しみ。

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